SUN ROAD現状と展望



German Solar Output Increases by 60% in 2011


2012年7月号「環境ビジネス」

ドイツFITの現状








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2011年10月15日

ガザに太陽光発電を!パレスチナ公務員が関西で研修し帰国へ

 混乱が続いた中東・パレスチナ自治区のガザ地区に自前の太陽光発電を導入したいと、自治政府エネルギー天然資源庁のナジャール・オサマさん(37)が、関西の企業や大学での約1カ月にわたる研修を終え、15日夜に帰国する。パレスチナは国連に国家としての加盟を申請しているが、ガザの電力はイスラエル頼み。オサマさんは「自分たちのエネルギーが必要」と話し、外部に頼らない太陽光発電に、国家独立の夢も託しているとMSN産経ニュースは伝えた。
 イスラエルによる封鎖が続いているガザ地区の現在の電力不足は深刻だ。唯一の火力発電所は14万キロワットの発電能力があるものの、燃料不足で4万キロワットが限界。イスラエルから送電される12万キロワットにエジプトからのわずかな供給を足しても必要量にはほど遠い。
「ガザに太陽光発電を」パレスチナ公務員が関西で研修 1日8〜122時間の停電は当たり前。自家発電機を備える家庭もあるが、エジプトから地下トンネル経由で入る密輸燃料を手に入れなければ動かない。
 あらゆる物資が欠乏するガザだが、自然が恵む日射量だけは豊富だ。乾燥して晴れた日が多い地中海性気候で、屋根に置いた集熱器で水を温めてシャワーに利用する家庭は多い。平和な国では太陽光は温室効果ガスを出さないクリーンエネルギーとして注目されるが、オサマさんは「私たちにはサバイバルのエネルギーです」と話す。
 太陽光発電を最優先で設置したいのは、中核の医療施設だという。自家発電装置は備えるが、手術や人工透析など電気を切らすことができない病院でも密輸燃料に依存している。自前の太陽光発電なら、送電網が寸断されても影響を受けることはない。
 日本政府はイスラエルとの共存を支持し、さまざまなパレスチナ支援を行ってきた。初来日したオサマさんは「ガザにいる方が日本の国旗をよく見かけるほどです」と言う。資金など克服すべき課題は多いが「独立のシンボル的な意味もある太陽光発電の導入をぜひ実現したい」と強調した。



2011年3月11日

No More Fukushima !



 2011年3月11日に、東京電力福島第一原子力発電所において日本における最大規模の原子力事故が発生。原子力発電史上初めて、大地震が原因で炉心溶融および水素爆発が発生し、人的要因も重なって、国際原子力事象評価尺度のレベル7(深刻な事故)に相当する多量の放射性物質が外部環境に放出されました。
 福島第一原発構内に保有する約2%が大気放出され、残りの98%が敷地内にとどまっているものと見られています。また、2011年7月27日の衆院厚労委員会で参考人として出席した東大先端科学技術研究センター長の児玉龍彦教授は、「今回の事故の規模が広島原爆と比べて、熱量計算で(原爆)29.6個分、ウラン換算で20個分が漏出したと試算し、さらに原爆の放射能の残存量は1年後に千分の1程度に低下するが、原発の放射線汚染物は10分の1程度にしかならない」と強調し、福島原発事故は、原爆数十個分に相当する量と、原爆汚染よりも多量の残存物を放出した」と訴えています。



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 先の世界第二次大戦では日本国は広島、長崎で原子力爆弾の唯一被爆体験した国です。今回の東日本大震災で、原子力発電神話が崩れ、現状では制御不可能な技術であることが、世界に明らかにされ、原子力エネルギーの根本的な見直しが開始されました(8月9日、長崎原発の日、管首相『原発に依存しない社会』を明言)。




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ソフトエネルギーシフト 太陽光発電

 自然エネルギーといえども、地熱、太陽熱、風力、潮力、バイオマス、そして、太陽光などと種類も多い中、量産、品質、コスト、制御と言う観点からは風力、太陽光発電が最有力であると考えられています。しかしながら、太陽光発電はデジタル技術そのものであり、変換効率、ダウンサイジング、デフレーションの技術効果特性を体現し、量子ドット太陽電池、あるいは有機薄膜太陽電池として、その可能性は未来に拓かれているといっても過言でないと考えられています。
 それでは下記に、太陽光発電のイントロダクション・ビデオを紹介させて頂きます。


     


     


             



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